こんにちは、いけじです!今回は洋裁前の準備をしていきます。
生地を買ってそのまま裁断して服を作ってしまうと、洗濯した時に縮んでしまう場合があります。そのようなことを防ぐために水通しという作業をします。水通しは全ての生地に必要な訳ではありませんが、綿や麻などの天然素材は水通ししておくと安心です。
水通し:綿や麻など洗濯で縮みやすい生地をあらかじめ水につけて縮ませておくこと。
水通しの後には地直しをして綺麗に裁断するための準備をしていきます。
地直し:生地の布目に沿ってアイロンをかけ生地のしわや歪みを整えること。
今回は麻の綾織生地を使って水通しと地直しをしていくよ!
水通しをする
生地の裏表を確認する
布を買った時に裏表どちらかに印が付いていてわかるようになっている場合は安全ピンなどでどちらが表かわかるようにしておきます。
今回使った生地には表側にシールが付いていたので、表側に安全ピンをつけてわかるようにしたよ!
印が付いていない生地で裏表が分かりにくい場合は耳を確認してきれいな方が表です。今回使う生地も裏側の耳を見てみるとけばけばしていました。見分けがつかなければ布が綺麗に見える方を表と決めてしまえばOKです。
1〜2時間水につける
桶や洗濯機に水を溜めて1〜2時間つけておきます。調べてみるとつける時間はさまざまだし、洗剤を使って洗うと書いてある場合もありました。色落ちする生地は洗剤を使ってあらかじめ色落ちさせておきます。
陰干しをする
とりあえず曇っている日の夕方に干しました。本当は半乾きの状態で地直しするらしいのですが、別日に地直ししようと思ってたのでカラカラに乾かしました。
地直しをする
地直しは布の裏から布目に沿って縦か横にアイロンを滑らせていきます。布全面にアイロンをかけていくのでアイロン台は大きい方が作業しやすいです。
わたしは 霧吹き+ドライアイロン で地直ししているけど、スチームアイロンを使うことをおすすめするよ!
生地全面の地直しが完了したら生地の準備は完了です!